退職を祝う会!職員の皆様に感謝とお礼を申し上げます。
本日、退職を迎える前にこのような場を与えていただきただただ感謝です。なぜ教師になったのかを考えるとき、臨任時代(石川県で1年)や現職37年のもとで大変有意義な時でした。養護学校(特別支援学校)の経験は人として命について考えさせられる経験でした。病弱、肢体不自由、知的障害・自閉・情緒等、その後、本庄市の養護学校に3年間勤務しました。そして、中学校の体育教師として、子供達のニーズにあった教育をしなけれならないと痛感しました。同時に教材研究の工夫について考えなければならないと思いました。その後、中学校へ異動した際は、校内暴力が進む中でした。子どもたちと向き合い、大変な時もありましたが常に思いは通じる、誠意は通じるを信じてその生徒、保護者と真剣に向き合ってきました。生徒がどんなに荒れても、力での押さえではなくとことん語り合ってきました。こうした思いは生徒に通じ荒れる卒業式はありませんでした。校長になって10年間を終え、振り返ってみると初任校長で東日本大震災を経験しました。余震が危ぶまれる中、卒業生と保護者、先生で卒業式を行いました。今年は新型コロナウイルス感染防止のため卒業生と先生のみでした。いろいろな経験をする中で、目指す生徒像「美しくよさやとりえを伸ばし笑顔あふれる学校」の実現に向け、「生徒が主役」のもと「チーム南河原中」のワンチームで取り組んでまいりました。また、公立学校の強みは地域を持つことであり、保護者、地域の皆様にはいつも温かいご支援をいただき誠にありがとうございました。この南河原中で校長として最後を迎えることができ誇りと感謝を申し上げます。本当に3年間ありがとうございました。