星の王子さまを通して子どもたちは本当の大切さを学びました!
昨日の劇団「風」による星の王子さまの公演は、南河原中の生徒、南河原小、北河原小の5年生、6年生の児童たちにとってとってもたくさんのことを学ぶ貴重な機会となりました。原作はフランスで生まれた作者サン・デグジュペリです。1943年、第二次世界大戦のさなかにこの作品を書き上げましたが「物事の奥深くにある真実を心で見てほしいー思い出や美しいものを感じる心を大切にしてほしいー」という想いを込めたそうです。人間のよさと弱さ、ものの美しさとはかなさ等が描かれた作品です。子どもたちにとっては、人や物事の真理まで深めることは、まだ難しいかもしれませんが、役者さんの視線、声のはり、指先、足先までの迫真のこもった演技を目の前で見ることに感じるものは大きかったと思います。やっぱり学校は本物を見せる場であります。ふだんの授業や学校行事では体験できないことを学んだ「星の王子さま」の公演に感謝したいと思います。こうした貴重な事業「文化芸術による子供育成事業ー巡回公演事業ー」を企画・運営していただいた文化庁の皆様、そして、ご公演いただいた東京演劇集団「風」の皆様、ありがとうございました。